当院では、飼い主様から記載の許可を頂いた症例を随時こちらで上げさせて頂いております。
更新した際には、トップページのお知らせにてご報告致します。

ハリネズミ

ハリネズミの細菌性皮膚炎

ハリネズミは足が短く、歩行中に胸やお腹に排泄物や汚れに付着してしまい細菌性皮膚炎になってしまうことが多々あります。ダニなどの寄生虫感染や真菌症、腫瘍との鑑別診断が重要とされており、細菌性皮膚炎になってしまった場合は衛生的な環境での飼育と、内服薬による治療を行います。患部を気にして自咬し悪化する場合もあるため、早期治療が重要となります。

爬虫類

グリーンイグアナの皮下膿瘍

膿瘍の多くは咬傷や掻き傷、外傷が原因で発生します。飼育環境の見直しと、抗生剤や抗菌薬などの内科的治療を行います。ただし皮下にある膿が固く集塊を形成している場合は、圧迫排膿や内服薬ではなかなか改善されないこともあり、そのような場合は外科的に固まった膿の集塊を摘出する場合もあります。

フトアゴヒゲトカゲの卵塞

卵塞は症状として食欲不振と腹部の膨らみが典型的であり、原因としては低カルシウム血症、脱水、産卵場所の欠如が挙げられます。主な治療法はカルシウム剤の注射や皮下点滴、飼育環境の見直し、産卵床の設置などが挙げられますが、それでも改善が見られない場合は、ホルモン剤の注射や手術による卵の摘出などを行います。左図の超音波検査の写真の矢印は腹部内にたまった卵を示しています。