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避妊手術について

こんにちは!

今回は避妊手術についてのお話です。
避妊手術とは卵巣と子宮を摘出する手術のことを指します。
中には卵巣のみを摘出する病院もあります。

避妊手術のメリットとして病気の予防望まない妊娠を避ける
生理のトラブルがなくなるなどが挙げられます。
反対にデメリットは麻酔のリスク太りやすくなってしまうことがあります。

1回目の発情が来る前に避妊手術を行うと乳腺腫瘍になる確率が低くなると言われています。
1回目の発情は種類や個体差にもよりますが、生後6~12か月(ウサギは生後4~8か月)の間に迎えます。
そのため、避妊手術は生後6か月齢以降でなおかつ最初の発情が来る前に行うのが望ましいとされています。
生理中の避妊手術は出血しやすくなるため、手術予定日の直前で発情が来てしまった場合は
手術を1か月延期することを推奨しています。
その他にも防げる病気として、子宮蓄膿症卵巣嚢腫などが挙げられます。
子宮蓄膿症については次回詳しくお話します。

避妊手術は基本的に開腹手術になります。
オスの去勢手術と比べて体の負担が大きく、術後は絶対安静が求められ1泊入院することがほとんどです。
傷をなめないように、傷口がふさがるまではエリザベスカラーや術後服を装着しなければなりません。
抜糸をするまではシャンプーや激しい運動、抱っこの仕方なども注意しなければならないため
自宅でのケアはとても重要です。ごはんやおやつは手術をする前と同じ量をあげてしまうと
太ってしまうため、ごはんの管理も必要になります。

避妊手術はメリットもある一方、デメリットもあるためご家族や病院とよく話し合って
納得した上で手術をするかを決めましょう。
料金や当日の流れなどの詳細は当院までお問い合わせください。

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