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異物誤飲について

こんにちは! 暑さが和らいで過ごしやすい季節になりましたね。

今回は異物誤飲の危険性についてお伝えします!

異物誤飲とは食べ物ではないもの、また人間が食べて大丈夫なものでも犬や猫が食べてしまうと危険な食べ物を飲み込んでしまった状態を指します。
催吐処置や手術が必要になるケースが多いので、どんなものを食べると危険なのかを知っていただければと思います。

犬や猫が食べてはいけない食べ物として代表的なものは、ネギ類チョコレートですが
他にもぶどう、ナッツ、カフェイン、アボカド、キシリトールなどが挙げられます。
普段から人間が口にしているものが犬猫にとっては危険なものもあるので、日ごろから十分に注意しましょう。

飲み込んでしまうと命の危険性が高いものとしてひも状のものや、たばこ、針などが挙げられます。
他にも、日常的に使っているペットシーツや、おもちゃなども量や材質、大きさによって危険性が高まります。

万が一、誤飲をしてしまった場合は何をどのくらい飲み込んでしまったのか、
飲み込んでからどのくらい時間が経過しているのかを確認してください。
来院する際は、飲み込んでしまったものと同じものがあれば一緒にご持参していただればと思います。

予防方法としては、まずは生活環境の見直しから始めましょう。
誤飲しそうなものを手の届かない場所に片づけたり、犬や猫の行動範囲を制限したりするなどの工夫が必要です。

また誤飲しそうな物を咥えている時は、大きな声上げたり、追いかけたり、無理に取り上げたりはしないようにしましょう。
取られまいと飲み込んでしまう危険性があります。

このような場面に出くわした場合は、あわてずに大好きなおやつや他のおもちゃを見せて、別の物に夢中になっている間にこっそり取り上げる方法がオススメです。

涼しくなってきてお散歩の時間が長くなる日もあるかと思います。
家の中だけでなくお散歩中の様子なども異物誤飲の危険性がありますので、よく見てあげてくださいね!

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