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水中毒について

こんにちは!
7月に入り本格的に暑さが厳しくなっていきますね。

今回は水中毒についてのお話です。
暑い日に気を付けなければならない代表的な疾患として熱中症が挙げられますが
水中毒にも注意しなければなりません。
熱中症についてはこちら

水中毒は短時間で大量の水を飲むことで体内のナトリウム濃度が低下します。
別名「低ナトリウム血症」とも呼ばれます。
よくあるケースとしてプールや川などで水遊びをしているときに水中毒の危険が高まります。
水の中にボールを投げて取りに行き、咥えながら泳ぐと知らず知らずのうちに
大量の水を摂取してしまいます。
また、腎臓病糖尿病クッシング症候群などの疾患は多飲症状がでるため
これらの疾患を抱えている子も注意が必要です。

発症すると元気消失ふらつきよだれが出る嘔吐などの
症状がみられます。さらに重度になるとけいれん呼吸困難になり
最悪の場合命を落とすこともあります。
水遊びのあとや水を飲んだあとに少しでも異変を感じたら
すぐに病院で処置をしてもらいましょう。

平均的な犬の1日の水分摂取量は体重1kgあたり50~60mlと言われています。
自分の子が1日にどれくらい水を飲むのか測ってみるといいでしょう。
また散歩後やドッグランなどで遊んだあとはがぶ飲みすることが多いので
こまめに休憩と水分補給を心がけましょう。

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