特集

うさぎのお手入れについて

こんにちは!

梅雨も近づいてきて徐々に曇り空の日が増えてきましたね。

今回はうさぎのブラッシングについてのお話です!

うさぎは年に2回、冬毛から夏毛へ、夏毛から冬毛へ全身の毛が生え変わる「換毛期」があります。それ以外でも換毛があり、約3ヶ月に一度は換毛をしています。

うさぎは自分で毛づくろいをしますが、その際に飲み込む毛が多いと、胃の中で毛が溜まり、消化管をふさいでしまう毛球症になることがあります。毛球症は、食欲不振などを引き起こすことがあり、最悪の場合、命に関わることもあります。ブラッシングをして抜けた毛を取り除くことで毛球症の予防に繋がります。

また、長毛種ではブラッシングを怠ると、毛が絡まって毛玉ができてしまいます。そうなると、皮膚が蒸れて皮膚病を引き起こしたり、毛に皮膚が引っ張られて痛みが起こることもあります。

 

ブラッシングの頻度は毛の長さによって異なり、短毛種は日頃は1週間に1~2回程度換毛期には頻度を増やして1~2日に1回の目安で行ってください。

長毛種では毛が絡まりやすいため1~2日に1回とこまめにブラッシングをして毛をほぐしてあげましょう。

毛が抜けるからと長い時間ブラッシングをすると毛を抜きすぎてハゲてしまったり、長時間の抱っこなどもストレスとなります。ブラッシングは15分ぐらいを目安に行い、長毛種で毛玉などがある場合でも30分以内で終わらせてあげましょう。

 

うさぎのお手入れ用のブラシには大きく分けて4種類あります。それぞれのブラシの特徴や、うさぎの毛質、換毛の時期に合わせて使ってみてください。

  • コーム

表面の毛もアンダーコートも取りやすい。毛玉も取りやすく、きれいにブラッシングができます。

  • スリッカ

表面の毛もアンダーコートも取りやすい。皮膚を傷つけないように先端がゴム状のカバーが付いているものを選びましょう。

  • ラバーブラシ

主に表面の毛のお手入れ向き。皮膚に近い毛(以下アンダーコート)は取りにくいです。

  • 獣毛(豚毛)

柔らかい毛なので絡まった毛はとれないが、毛並みを整えられる。マッサージ効果や、グルーミングスプレーを使う際は水はけができます。

 

うさぎは日常的に自分で毛づくろいをしているので基本的にはシャンプーはいりません。水に濡れることがストレスとなり、皮膚も繊細なのでしないようにしましょう。どうしてもシャンプーが必要なほど汚れてしまった場合は、濡らした布などで汚れを拭ったり、無理せず病院や専門店で汚れを取ってもらいましょう。

 

ブラッシングは病気の予防だけでなくスキンシップがとれる大切なお手入れです。小さい頃からブラッシングに慣れさせたり、ブラッシング後にご褒美をあげつつ定期的にお手入れしてあげましょう!

 

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。