特集

ケンネルコフについて

こんにちは!
いよいよ12月に入り、今年も残り1ヶ月となりましたね。

今回はケンネルコフについてのお話です。
ケンネルコフとは別名 犬伝染性気管気管支炎といい
様々なウイルスに感染することで発症します。
ペットショップなどから子犬を迎え、
飼い主が気づくことで来院されるケースが多いです。

症状はが主にみられ、その他に鼻水や発熱、食欲不振になることもあります。
症状が慢性化したり、重篤化すると肺炎を引き起こす危険もあります。
咳の状態や頻度、他の症状がでていないかをしっかりと確認しましょう。

基本的に治療は抗生物質や咳止めの薬を飲んで1~2週間で良くなっていきます。
軽度の場合は自然治癒することもありますが、症状がみられたら
早めの治療をおすすめします。
温度や湿度を管理して、安静にさせることがとても重要となります。

ケンネルコフはワクチン接種で予防することができます。
子犬は環境が変わったり、たくさんの人に触られる機会が多いため
比較的ストレスを受けやすく、免疫力が下がりやすい傾向にあります。
子犬を迎えたら、環境に慣れるまでは
過度なストレスを与えないようにしましょう。
さらに寒さなどで体温が下がると、体調が悪化しやすいため
冬場は防寒対策が必要です。

おかげさまで今年で開院3周年を迎えることができました。
たくさんの方にご来院いただきまして、誠にありがとうございます。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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