特集

歯周病について

こんにちは!

寒い日が続き、いよいよ冬本番になってきましたね。
今回は歯周病についてのお話です。

人と同じように犬、猫にも歯周病のリスクがあります。
歯周病とは歯と歯肉の隙間に細菌が入ることで、炎症を起こしている状態をいいます。

ごはんを食べてその歯垢をそのままにすると歯石に変わり、
歯の表面に付着して歯磨きでは除去できなくなります。
やがて歯肉が赤く腫れて歯がぐらぐらするようになったり
出血口臭などの症状が見られ始めます。

症状がさらに進行して重度の歯周炎になると
下顎骨折や細菌が全身に回ってしまい様々な内臓疾患などに
繋がることもあります。最悪の場合は死に至るケースもあります。

歯の治療には全身麻酔をかけて、歯に付着している歯石を取り除き
ぐらぐらしている歯は抜歯したり、炎症が進んでいる歯肉は切除することもあります。
高齢化するほど、麻酔のリスクもあがるので普段の歯磨きで歯周病を予防できると安心です。

歯磨きが苦手な子はデンタルガムや指に巻き付けるタイプの歯磨きシートなどから
試してみて、慣れてきたら歯ブラシに切り替えていけるといいです。
最初は動かさずに噛ませたり、歯に当てるだけにして
少しずつ磨けるようにしてあげてください。

一生涯使う歯を最後まできれいな状態を保てるように
おうちでデンタルケアやお口のチェックをしてあげてくださいね。

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