こんにちは!
夏が終わりつつあり秋の涼しさを感じる季節となりましたね。
今回はうさぎの歯についてです。
うさぎは人と同じく乳歯から永久歯に生え変わりますが、前歯は出生の前後、早ければお母さんのお腹の中にいるうちに抜け、奥歯も生後1ヶ月ほどで永久歯に生え変わります。なのでお迎えする頃には永久歯に生え変わっています。
歯の本数は上顎に16本、下顎に12本、合計28本の歯があります。特に前歯が特徴的で、上の前歯の後ろの見えないところにもう2本生えています。この特徴があるためモルモットやデグーの所属する「げっ歯目」ではなく「重歯目」に分類されています。
うさぎの歯は犬猫とは異なり一生伸び続けます。このような歯を「常生歯」といいます。1年で約10~12cmほど伸び、伸びた歯は硬くて繊維質の多い牧草を食べることで削られ適切な長さに保たれています。
牧草はチモシーの一番刈りが繊維質が豊富で理想的ですが、好みによってはあまり食べない時はほかの種類も与えたり牧草を固めたキューブタイプのものをあげてみて食べてもらいましょう。
乾燥した牧草でなく、生牧草ならよく食べてくれることもあります。チモシー以外の牧草をメインにする場合は、マメ科の牧草(アルファルファ、クローバーなど)は栄養価が高すぎるので避けて、イネ科の牧草(オーツヘイ、バミューダヘイ、イタリアンライグラスなど)を選びましょう。
・不正咬合
牧草を食べないなどの食事内容の偏りや遺伝などが原因で歯がうまく削られなくなってしまうと、歯が伸びすぎてかみ合わせが悪くなっていきます。この状態を「不正咬合」といいます。また、転倒や落下などによる顔の外傷やケージなどの金属製の固いものをかじることで歯に負担がかかり、歪みが生じて不正咬合を招くこともあります。
頻繁にケージをかじるときは、かじることを防止する木製の保護グッズをかじりやすい部分に設置するなどして、かじりすぎを防いでください。
なお、うさぎ用のかじるおもちゃでは歯の伸びすぎは防ぐことができません。好んでかじるようであれば使用し、日々の食事内容で歯のケアをしてあげましょう。
かみ合わせが悪くなることで歯が真っ直ぐに伸びずに曲がってしまったり、鋭くなる箇所ができてしまいます。
これらによって口の中が傷ついてしまうことで食欲が落ちてしまい、十分な食物繊維を摂取できず「胃腸うっ滞」などの命に関わるような病気になってしまう場合があります。
また、奥歯が伸びすぎると、その歯根が目と鼻をつなぐ鼻涙管を圧迫して鼻涙管狭窄(びるいかんきょうさく)を起こし、流れる道が無くなった涙が溢れ出して止まらなくなることがあります。涙をそのままにしておくと、皮膚炎を起こし、目のまわりの皮膚が荒れて脱毛する可能性もあります。
不正咬合になってからは病院で定期的に歯を切らないと適切な長さに保てません。また、前歯はお家でも確認できますが奥歯は病院でしか確認することができません。定期的な健康診断の時に歯の様子も確認してもらいましょう!
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