特集

脂漏症について

こんにちは!
梅雨が始まりあじさいがとってもきれいな時期になりましたね。

今回は脂漏症についてのお話です。
脂漏症とは体から過剰にフケが出たり、皮脂が分泌されている状態を指します。
皮膚のターンオーバーは約21日ほどですが、脂漏症になるとターンオーバーのサイクルが早くなります。
そのため皮膚が乾燥しやすくなってフケの原因となったり(乾性脂漏症)、乾燥した皮膚を補おうとして
皮脂を過剰に分泌してしまう(脂性脂漏症)ことで脂漏症に繋がります。
また、別の疾患が原因で引き起こされるケースが多くアレルギー性皮膚炎
細菌感染ホルモン異常などが挙げられます。

発症すると皮膚や被毛のべたつきあるいはフケがでたり体の匂いがきつくなります。
体をしきりに掻いたり、皮膚の赤みや脱毛が見られることもあります。
また外耳炎も発症しやすいので耳の中も確認します。
特に梅雨から夏場は湿度が高くなるため、細菌やカビが繁殖しやすく症状が悪化する傾向にあります。

脂漏症は根本的に完治することは難しい病気です。
その子に合った薬浴シャンプーで定期的に保湿をし、ひどい場合は薬の服用
フードの変更が必要になることもあります。
家の中の温度や湿度にも注意し、家でシャンプーをする場合はすすぎ残しや乾き残しがないようにしましょう。
症状が悪化してからではなかなか改善しない場合もあるため、少しでも異変を感じたら
すぐに病院にかかることをおすすめします。

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