こんにちは!
厳しい暑さが続きますがいかがお過ごしでしょうか。
今回は水分補給についてのお話です。
夏は冬場に比べて犬も猫も飲水量が増える傾向にあります。
汗をかいたりパンティングによって減少した体内の水分量を補ったり、少しでも体温を下げるために水を飲みます。
水分補給のポイントや注意点を一緒に見ていきましょう!
夏場は高温多湿の影響で水が傷みやすくなります。特に日が当たる場所に置くのは控えてください。
飲み水は1日に3~4回は取り替えてあげましょう。
また一度口をつけると口腔内の細菌が混ざるので水を飲んだらその都度汲みなおしてあげると尚良いです。
高齢の子や水をよく飲む子には複数の場所に置いてあげて、なるべく好きなタイミングで飲ませて
あげられるようにしてあげてください。
食器や給水器の置く場所はなるべく静かで集中して飲める場所に置き、台に乗せるなどして
食器の位置を高くすると飲みやすくなるのでおすすめです。
体調不良やストレスなどで水を飲むことが難しい子には、普段のご飯に水を加えてふやかした状態であげたり
ウェットフードに変更することで1日の飲水量を少しでも補えるようにしてあげてください。
最近は様々なアイテムもあり、自動給水器や高さがある食器皿、水分補給用のドリンクやゼリーなども
あるのでうまく活用していきましょう。
野菜や果物からも水分が取れますが、ネギ類やアボカド、ぶどうは与えないでください。
アレルギーや持病がある子はリスクがあるのであまりあげないようにしましょう。
水が冷たすぎるとお腹を壊してしまうこともあるため、基本的には常温で与えてください。
また、コンビニや自動販売機で水を購入する際は軟水の水を選びましょう。
硬水はミネラルが多く含まれているため、尿石症のリスクがあります。
胃腸にも負担がかかりやすく下痢などの症状が出ることもあります。
一度に大量の水を飲んでしまうと水中毒の恐れがあります。がぶがぶ飲む子には少しずつ飲ませてあげましょう。
何らかの原因で吐いたり下痢をしてしまった場合、症状が続くと脱水に繋がってしまうので
その子の様子や排泄物などはしっかりと確認しましょう。
少しでも気になることやいつもと違う様子があればお気軽に当院までご相談ください。
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