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新しい家族を迎えたら【犬~前編~】

こんにちは!

秋も深まり朝夕はめっきり冷え込む様になりましたね。

今回は新しい家族を迎えたら【犬~前編~】です。

犬をお迎えしたら、新しい環境に慣れさせる、社会化、トイレトレーニング、健康診断・ワクチン接種が重要になってきます。

前編は新しい環境に慣れさせる、社会化について紹介します!

①新しい環境に慣れさせる

新しいお家は、嗅いだことのないにおい・見たことのない物・知らない人に話しかけられるなど、今までとは全く違う環境になります。犬にとって環境が変わることは大きなストレスです。

そのため、適切な距離感で接する必要があります。特に保護犬の場合は、人間不信に陥っている子もいるので干渉のし過ぎは禁物です。

お家に連れ帰った初日はサークルに入れ、周りで騒いだりしつこく触らずに、慣れるまで静かに見守りましょう。慣れてきたらケージから出す時間を作って室内を探索させたりと、ゆっくりお家の環境に慣れてもらいましょう。

また、新しい環境にきたストレスで体調を崩しやすく、体と心を休ませる為に重要なのが睡眠時間です。犬にとって必要な睡眠時間は、成犬の場合で約12~15時間、生まれたての子犬の場合は約18~19時間といわれています。かまいすぎて必要な睡眠時間が取れなくなってしまった、という事態が起こらないように気を付けましょう。

他の犬と過ごしていた子や母犬と過ごしていた子犬は分離不安が強く、長くて数週間ほど夜泣きをするものです。不安から体調不良を起こしてしまうこともあるので、夜泣きをしているときは飼い主のそばにサークルを置くなどをして一緒の空間にいることで安心させてあげましょう。母犬のにおいが付いたタオル、保護先やペットショップでなじんでいたおもちゃがあればそばにおいてあげてください。

環境に慣れて犬が自分から近付いてきたときは思い切り可愛がってあげましょう。愛情は求められたときに返すことで信頼関係が作られていきます。はじめのうちは犬からそばに寄ってくるのを待つようにしましょう。

②社会化

犬は本来社会的な動物といわれており、散歩で外に出る機会も多い犬は社会性を身に着けることはとても大事です。犬を飼っている人にとって無駄吠えや噛みつきといった問題行動は悩みのタネです。これらの問題行動は人間や別の犬、慣れない環境への恐怖が一因となっているため、解決には小さい頃からいろいろな人間、犬、環境に触れて社会を知り、経験値を積むことが必要です。犬が社会に柔軟に対応できるかどうかは、生後3か月までの子犬の時期がカギになります。小さい頃に経験したことは、成犬になっても怖がりにくくなります。この時期までにいろいろな人や犬と出会ったり、車の走行音や踏切の音など様々な生活音を聞かせてあげましょう。

 

 

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