特集

ダイエットについて

こんにちは!
秋が深まって食べ物がおいしい季節になってきましたね。

今回はダイエットについてのお話です。
犬や猫が肥満の状態になってしまうと様々なリスクが生じます。
心臓病や関節疾患、呼吸器疾患など肥満は万病の元と言われるほど
病気の引き金となってしまいます。
また、麻酔や薬の量も増えてしまうので、体への負担がかなり大きくなってしまいます。
肥満についての詳しいお話は過去の特集に掲載していますので
こちらもご覧ください。

自分の家の子が肥満かどうかを確認するために
BCS(ボディ・コンディション・スコア)というものがあります。
9段階(5段階)で構成されており、肋骨の触り具合
上と横から見たときにくびれがあるかどうかで評価します。
9段階であればBCSは4~5、5段階であればBCSは3が適正とされています。
また、犬や猫の1歳の頃の体重が適正体重の目安なので
その頃と比べてどのくらい体重の増減があるのかも確認しておくと良いでしょう。

BCSが適正を超えてしまっている場合はダイエットが必要です。
まずは1日の摂取カロリーを把握しましょう。
意外とおやつをあげすぎていたり、避妊去勢手術をする前の量で
与え続けていることはよくあります。
改善できることをしてもなかなか体重が減らない場合は
フードを減量用フードに変えましょう。
今食べているフード量を減らしてしまうと必要な栄養素がきちんと摂取できません。
減量用のフードは低カロリーでなおかつ必要な栄養素を減らさずに
作られています。また、腹持ちがいいのも減量用フードの特徴です。
また、適度な運動もかかせません。散歩やボール遊びなどで運動量を増やしましょう。
ただし、体重が重いうちは長時間の散歩や激しい運動は関節に影響してしまうため
少しずつ取り入れるようにしてあげてください。

人もそうですが無理なダイエットはかえって体調を崩してしまったり
リバウンドの原因にもなるので、健康的に目標体重に近づけられるように
獣医と一緒に計画をたててから始めましょう。
人がしっかりと食事の管理ができればダイエットの成功につながります。
いつまでも健康で長生きできるように少しずつできることから始めていきましょう。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。